エジソンの言葉は、こんにち、我が国の医療現場で起きていることを予言している、といっても過言ではありません。多くの医師の皆様が真摯に取り組み、そして着実な成果を上げている栄養素を使った医療アプローチ「オーソモレキュラー栄養医学」をご紹介いたします。
オーソモレキュラー栄養医学とは、我が国ではこれまで、「栄養療法」「分子矯正医学」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」などとも称されてきた、栄養素-適切な食事やサプリメント・点滴、糖質コントロール-を用いて、わたしたちの身体を構成する約37兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す医療です。
海外では1960年代より、精神疾患領域の治療に応用され始め、今では、その範囲はほぼすべての医療分野に及ぶまでになりました。
我が国では、2000年代後半以降飛躍的に広がり、こんにち全国の医科医療機関(10万医療機関)の4%に相当する施設(約4,000医療機関)でこの療法は導入されています。